カラーコーディネータ試験の受験体験談<スタンダード>
2023年に東京商工会議所の、カラーコーディネーター試験スタンダードを受験をした体験記です。
これから受験する方には、少しでも参考になれば嬉しいです。
・カラーコーディネーター試験を受験しようか迷っている
・カラーコーディネーター試験が実際どのように行われているか知りたい。
・受験対策を知りたい。
カラーコーディネーター試験
カラーコーディネーター試験とは東京商工会議所が主催している、仕事に役立つ実践的な色彩の知識に関する試験です。
カラーコーディネーター試験の勉強を通して、色の性質・特性など、色彩の知識を身につけることができます。
受験方式
受験方式は2通りあります。
- CBT方式・・・各地のテストセンターにお越しいただき、備え付けのパソコンで受験する
- IBT方式・・・受験者ご自身のパソコン・インターネット環境を利用し、受験する
合格ラインは7割以上になります。
受験料
.受験料は以下のとおりです。
- スタンダードクラス・・・5,500円+CBT利用料2,200円(税込)
- アドバンスクラス・・・7,700円+CBT利用料2,200円(税込)
同時受験することも可能です。
勉強期間・合格率
公式ホームページによると(2023年時点)、勉強期間は約2ヶ月・1日の勉強時間は30分と回答した受験生が多くを占めています。
合格率は6割〜7割なので、比較的難易度の低い試験になります。
お仕事や学校から帰宅してから、隙間時間に勉強するというスタイルでも十分合格を狙えるし件だと言えるでしょう。
受験対策テキスト
受験対策としては、市販されているカラーコーディネーター試験の対策本1冊で十分です。
こちらの本は、2回分の模擬試験が巻末についています。
本番試験対策としても、この模擬試験で十分です。
別冊で一問一答がついているので、それもしっかり勉強してください。
この一問一答がかなり優秀で、これをやり込むとかなり知識が定着します。
受験体験
2023年の受験体験をご紹介します。
わたしはスタンダードクラスのIBT方式を選択し、自宅のパソコンで受験する方式を選択しました。
試験開始前
開始時刻間近に、公式ホームページにログインして受験ボタンを押します。
そうすると、画面を共有する指示がでるので共有ボタンを押ししばらく待機します。
試験官がオンライン画面に現れ、以下のことを指示・確認します。
- 身分証明証の確認
- 360度パソコンを回転させる(部屋の確認)
- 机の上の確認
- ドアが開いていたら、閉めるように指示
- 携帯カメラで、パソコンを映すよう指示
質問がなければ、試験がはじまり試験管のオンライン画面は消えます。
結構きちんと確認されていました。
わたしの受験部屋はリビングです。
となりの和室と繋がっているのですが、そこを閉めるように指示されました。
普段閉めるような作りになっていないのですが、一応閉められるのでとりあえずそうすることに。
廊下と繋がっているドアも閉めるよう指示されました。
それと案内にあるかもしれませんが、携帯はちゃんと持っておいた方がいいです。
自分の携帯をインカメラにして、自分のパソコン画面を映す必要があります。
ちょっとこの辺りは説明がしにくいのですが(汗)
その後、携帯を自分の後方に置く必要があります。
結構ちゃんとチェックされていますので、机やその周りはすっきりさせておいた方がよいと思います。
試験中
画面に表示された、試験に回答していきます。
カラーコーディネーター対策本の巻末にある模擬試験と同様です。
選択制なので、答えを選択したら「次へ」ボタンを押します。
次の問題が表示され回答。
それを続けていきます。
最終問題まで行くと、試験を終わるボタンがあるので押します。
試験を終わるボタンは、もしかしたら最初からあったかもしれませんが覚えていません。
もちろん後に戻って、再度答えを選び直すこともできるようになっています。
制限時間は1時間半はありましたが、問題数が少ないのでそこまでかかりません。
たぶんスタンダードクラスなら、だいたい30分以内で終わるかなって感じです。
試験後
試験を終わるボタンを押すと試験が終了になります。
試験官の方が何か話すのかな?
そう思ったのですが「しーん」としたまま。
画面には、「採点結果を見る」といったようなリンクがあります。
それを押すと早速試験結果を確認することができます!
合格していたらすぐにデジタル合格証をダウンロードすることができます。(紙の合格証も有料で発行可能)
受験対策
カラーコーディネーター試験に向けて、わたしが行った勉強方法をご紹介します。
対策本は1回通読しただけで、あとは各章についている問題や模擬試験に取り組みました。
間違えたらその都度、それに関する部分をもう一度読むというスタイルです。
付録の一問一答を何回か往復しました。
そのぐらいになると、模擬試験などはほぼ正解することができるようになります。
スタンダードクラスは、なんとなく感で解答できるような問題もあるような印象です。
実際の試験問題
実際試験を受けてみて「こんな問題テキストになかったよ〜!」という問題が数題でてきました。
テキストの細かいところまで何回か読めば、あったのかもしれません。
わたしは1回しか通読していないので。
ちょっと感で解くには、わたしには難しいな〜と思いながら解答していました。
まずいな〜、ギリギリかな〜という感じです。
しかし対策本をしっかりやっていれば、そういった問題が解答できなくても7割は取ることができるでしょう。
ですので、しっかり対策本を1冊ちゃんとやるべし!
わたしは、次回アドバンスも同様の対策本で勉強する予定です。
まとめ
カラーコーディネーター試験は、2ヶ月ほどの勉強で合格することが可能です。
短期的計画で、集中的に勉強して受験するのもいいですね。
ぜひチャレンジしてみてください!