<超基本>チラシの効果をUP! のために意識したいポイント
記事を見てくださってありがとうございます。
チラシを作ってみたいけど、内容はどうしたらいいかな?何をどう書いたらいいかな?
そんなお悩みを持っている方向けに、載せたい基本的な情報と考え方の基本をご紹介します。
まず見本
こちらのチラシを見て下さい。
わたしが制作したチラシでボツデザインですが、これを参考にご紹介します。(書いてある内容はあまり気にしないでください(^_^;))
どんなサービス?
まず上部半分を使用している場所に、提供したいサービス・商品(写真やイラスト)などを載せます。
ここでいうと「LINE運用代行おまかせください」というところです。
提供サービスには、例えば〇〇日の最速・最短サービス!のようなサービス名でもよいし、ご自分が提供したい、オファーできるものを載せます。
そのサービスがほかよりもいいですよ、売りだよ!というところ
例えば「〇〇の秘密3つ」「〇〇のポイント5選」などありますよね。
このチラシ例だと、サービスタイトルのすぐ下、赤い円が3つ並んでいるところです。キャンペーン情報を送信!ポイントを付与!お得な情報を発信!
と売りポイントを3つ並べています。
ネットでいろいろ探してみると、このパターンはたくさんあります。
ポイント・秘密という書き方はしなくていいので、売りポイントをぜひ載せてください。
キャッチコピー
キャッチコピー大事ですね!
キャッチコピーを作るときのひとつの考え方としては「このサービス・商品を使うとどんな素晴らしい未来が得られるか?」です。
今回のチラシですと、タイトルの上の「ビジネスを成功させる」や、タイトル周りの「売上UPしたい」「リピーターに繋げたい」「本業に集中したい」などです。
もうちょっと文章チックでも良いです。
「あなたのビジネスをサポートするLINE構築で、ビジネスを成功させます!」とか。
このキャッチコピーイマイチなので、もっといいもの考えてみてください(^_^;)
ポイントとして、どうやってこのチラシのコピーを考えたかというと、
・「〇〇できる、したい」→「売上UPしたい」
・「〇〇したい」→「リピーターに繋げたい」
・「〇〇したい、〇〇できる」→「本業に集中したい」
・「〇〇させる」→「ビジネスを成功させる」
こんなふうに、お客様の欲求や実現させたい未来を想像する感じです。
いいね!と思ってもらえる根拠は?
それだけ書いても「ほんとにー?」みたいに信じられないですよね。
そこでそのオファーに説得力を持たせます。
ここではサービス内容がたくさんありますよーという感じで12個内容を書いているのですが、お客様の声を入れてもいいと思います。
根拠とは、例えば
・販売数
・誰々の推薦
・お客様の声
etc
「事実」というのもひとつのポイントです。「数字」は事実ですね。
お客様の声ってめちゃんこ大事です。
お客様の声ってなかなかもらえないじゃないですか。
駆け出しの方は実績としてお客様の声をなんとかいただくとかあります(^^)
めちゃんこ大変ですよね。
ターゲット
ターゲットはそのチラシで特に訴えたい層を設定することです。
このチラシでいうと、右上にスタンプ風に「LINEで集客」というふうに、
まさにLINE集客をしたい方向けにしました。
でもちょっと弱いかなあと思ってます。
もっとダイレクトなメッセージを書いているチラシはたくさんあります。
例えば上部に帯を敷いて「LINEで集客して、ビジネスを成功させたい方へ!」など。
こんなかんじ。
画像の上に帯引いちゃったんで情報が隠れちゃってますがそこは気にしないでください(^_^;)
このように帯を敷いて直接訴えているチラシたくさんあるのでぜひ検索してみてください。
このメッセージは、
・そこのあなた!
・あなたのための情報ですよ!
このように語りかける目的もあります。
あなたへのメッセージのパワー
ここは余談的なところもあるので、ご興味がない方は飛ばしちゃってください。
ある日わたしが「あなたへのメッセージ」に射抜かれたときのお話です。
以前小学館から1983年の「ラブコメ青春」少年サンデーという本がでました。
この本を宣伝するために添えられた、小学館クリエイティブ書籍コミック部のメッセージがすごいんです。
それに「ドキューン!」でした。
まず秀逸なのが、そのメッセージが年代別に分かれています。
・1959年以前生まれの方へ
・1960-1970年代生まれの方へ
・1980年代生まれの方へ
・2000年以降生まれの方へ
わたしが射抜かれたメッセージは、まさにわたしの世代1960-1970年代生まれの方(わたし)へのメッセージです。
それはこんな文言。
「まさに、あなたのためにあるような一冊です。いつも手元に置き、仕事や人生の壁にぶつかった時などの活力剤にしてください。」
たぶんその年代がメインターゲットなのでしょう、その年代のメッセージだけ背景色がついていました。
このメッセージにわたしの心は狂喜しました。
「わたしのためのメッセージだ!!」
「わたしに語りかけている!」
一気に胸がときめいて、キュンキュンするやら嬉しくってしょうがない。
ぶわーっと蘇る、小さい頃書店にあしげく通った思い出。
平積みされた、あだち充作品にときめいた日々。
ラブコメの今も色褪せない甘酸っぱい記憶。
小学館は当時夢中になった世代の、そういった萌える気持ちをよーく知ってるんですね。
その直後私は「注文」ボタンをポチっていました。
ハードルを下げて安心して購入してもらうために
みなさん初めて購入するものって不安ですよね。
だからこそ口コミを読んだりします。
口コミが何も書いてないサービスを購入するのってすごーくハードル高いです。
そこでなるべく安心してもらうためにいろいろな材料を提供します。
・まずはこの料金でお試し
・お客様の声
・返金
・サンプル
・お申込から2日で納品!
・今だけ
・特典
・数量限定
・期間限定
こういったものを行動喚起といいます。
ご提示したチラシ例でいうと、下部にある「はじめやすい月額、まずは無料で」というところです。
それと、周りから説得していく方法もあります。
例えば「〇〇会社も使ってますよ」「〇〇さんも使ってますよ」などがそれです。
お客様の背中を押してあげるイメージです。
安心させることの重要性
「安心させる」ってめちゃんこ大事です。
お問い合わせまでの不安要素を消してあげること
整体やマッサージの例を出します。
女性に限らずですが、どんな人が整体をしてくれるか気になりませんか?
体を触られたりするので気になる方もいるかもしれません。
そういったときに顔写真や施術しているときの写真を載せるというのは、不安を下げてあげる大きな要素です。
訪問マッサージでしたら家にあげることもあるかもしれません。尚更どんな方が来るか気になります。
今回のチラシ例に少しあるのですが、「試してみたいけど、どのくらいかかるの?」とその答えを書いたり、ご質問やご相談があればこちらに〜といちいち書いてあげる。
業種によっては「無理な営業はしません!」と書くこともあります。
士業さんだったら、「無料相談から本契約を強制することはありません」など。
お問い合わせしても無理な営業されないんだ。ホッ。それじゃちょっと相談だけしてみようかな。というふうに不安を消してあげます。
連絡先・会社情報
サービスや商品を購入するにあたり、どうやったら申し込みできるかです。
TELで連絡してほしかったら大きめに電話番号を載せます。
QRならQRコードをわかりやすく。
LINEお友達登録ならそれも。
会社の名前や住所もきちんと載せるの安心しますね。
いままでご紹介したことはここまで誘導するため。
ゴールですね!
ですから気を抜かずに載せたいところです。
プロフィール
今回ご紹介したチラシ例だとプロフィールがないんですが、プロフィールってめちゃんこ大事ですよね。
「安心させることの重要性」でも書いたことがプロフィールにも関連したりします。
プロフィールには経歴や学歴を羅列するだけではなくぜひ「想い」を書いて欲しいです。
結局は「人」だったりします。
そのサービスより安いものはいくらでもある。
その商品と似通ったものはいくらでもある。
だからこそ、そのサービスや商品に対する想いを載せて欲しいです。
あなたに共感して、あなたからそのサービスを欲しい。
そうなったら最高ですね。
人はストーリーが好きだという話も有名です。
ちょっとしたストーリーでもいい。
わたし自身自分のプロフィール作りや営業はすごく苦手なので、どの口が言うって感じですが、人には結構言ってます(^_^;)
めちゃんこ見る
当たり前のことですが、めちゃんこ大事なことなのですいません(^_^;)
pinterestなどで画像をたくさん検索できるので、ぜひいろいろなチラシを見て下さい。
そして大事なのは、めちゃんこ見る!です。
ただ眺めるだけ・かっこいいデザインだなーと思うだけではなく、それぞれのパートが上記のどれに当てはまるかなど意識してみてください。
そうすると「ここはこういったレイアウトにして訴えているんだ」などいろんなパターンがわかります。
参考にしたいものはどんどん取り入れてくださいね(^^)
丸パクリはダメですが、とにかく最初は真似!真似!真似!
真似してベースができた先にオリジナリティが少しだけ生まれてくると思ってます。
おまけ
これはもしご興味があればお読みいただければ大丈夫です(^^)
チラシ作りにおいてだけのことではないのですが、ヒントとしての考え方をひとつご紹介します。
あるターゲットを設定したとします。
そしてその人はこうなりたい、こうありたい、欲しいなどの欲求があるとする。
例えば水筒が欲しいとするじゃないですか。
その水筒は
・ずっと保温できる
・容量が多いのにかさばらない
など機能的なメリットがある。
そのメリットに惹かれる人は、「温かいものをいつでも飲みたい」とい欲求があるかもしれないので、それに基づいてキャッチコピーや商品など考えられますね。
でも人の欲求をもっと深く掘り下げてみることも大切です。
そもそもどうして温かいものをいつでも飲みたいのでしょうか。
もしかしたらその人は体がすぐに冷えてしまうことで悩んでいるかもしれません。
そう考えると別のキャッチコピーを作ることができます。
例えば「冷え性は長時間保温水筒で温かい飲み物む習慣をつけることで冷えを予防できます」など、違う角度から言葉を考えることもできます。
あくまで例ですので、実際これで冷えを予防できるかは置いておいてください(^_^;)
人間って複雑なので、自分はそこまで気づいてないんだけど実は本音は違うところにあったなんてよくありますよね。
それにそういった悩みが根底にあるなら、提供するサービスも違うものにすることもできます。
紙に書いて、掘り下げて考えていくのもおもしろいです。
おわりに
ここまで時間を使ってくださって本当にありがとうございましたm(_ _)m
これらは基本的なことですが、わたしも常々考えていることです。
Canvaでチラシを作れますので、まずは紙やエクセルなどに載せたいテキストをまとめてみてくださいね(^^)
いいものが出来上がると良いですね!
応援しています(^^)