父親が脳梗塞で失語症になる
父親が2週間ほど前に脳梗塞で失語症になりました。
誰でも起こりうるとは思っていましたが、脳機能障害になるとこうなってしまうのかとうことを目の当たりにしています。
私自身も初めてなのですが、家族が脳梗塞になった場合今後どのようなルートを辿るのかをメモしていきます。
心房細動の持病があった
父親が倒れたので急いで救急車を呼びました。
結果は左脳の脳梗塞です。
心房細動という心臓の持病があり、心臓でできた血栓が脳に飛んだようです。
太い動脈の根本ががっつりと脳梗塞でした。
この持病がある方は結構重度の結果になることが多いようです。
半日ぐらいカテーテルの手術があり、翌日お見舞いしたときには意識障害があり「あー、あー」などの声と共に片腕を上に挙げる、左足を動かすなどの動作を繰り返ししていました。
この時は父親の変わり果てたすがたに涙が止まりませんでした。
寝たきり・オムツに
後日再びお見舞いしたときはすでに一般病棟に移動されていました。
完全にオムツになっていて、オムツを購買部で購入することに。
大人のオムツというものを初めて購入しました。
結構高くてびっくりです。この他にもお尻拭き、尿取りパッドなどが必要です。
リハビリ病院に転院予定
3週間ほどの急性期病院の後は、リハビリ病院に転院することになりました。
運良く1箇所ソーシャルワーカーさんが見つけて下さって、もうすぐに転院です。
転院先でも必要なものは、
- 羽織るもの
- ジャージ
- リハビリシューズ
- 電気カミソリ
- マスク
- テイッシュ
- 洗面用具
- 下着
- 洋服
などなど、保険証以外にもたくさんの日常グッズを購入して転院日に持っていきます。
どのくらいの頻度で補充しに行くのか今はまだ全然わかりません。
本人はよくわからないかもしれませんが、家族は初めてのことでザワザワした心が少しあるかもしれません。
これからどのくらい良くなるのか
父親は86歳で、それからでも良くなっていく人はいると病院の方は言いますが……。
私もほんとに初めてのことで、どうなることやらという感じです。
オムツになった方が、オムツが取れるというケースがあるのかとか。
失語の方が、少しは話せるようになるのかなど。
今書いていてもなんだか切ないですが、今まで見たことない悲しそうな顔をくしゃっとした表情など見ると複雑です。
今見ているだけだと、入院当初に比べて筋肉も格段に落ちベッドの上での動きが少なくなっているような気がします。
そりゃ、ずっとベッドの上にいるんだからそうなるのかなと思ったり。
入院当初は半身麻痺が残っていながらも足や手を頻繁に動かしたり、起きあがろうとしたりしていました。
今はただ仰向けにじっとしているだけ。
お見舞いの時、手足をたまに動かすように言っていますがどこまで通じているかという感じです。
とりあえず転院までには母親と分担してグッズを揃えようと思います。
こうやってブログに父親の記録を書いていますが、それもなんだかなあと思う気持ちは正直あります。
でも、書くことによって気持ちを整理したり纏めたりなんて効果もあるので、いつまで続くかわかりませんが書いてみようと思いました。