パニック障害や不安におすすめの本
わたしはパニック障害をあれこれ14年ほど抱えています。
当初は本当に苦しんだのですが、だいぶ前から(いつごろか忘れた)日々の日常は普通に暮らしています。
交通機関など、よく言われる「パニックの人が苦手な場所」は未だに意識したりドキドキしたりしますが、それでも基本的には明るく毎日過ごしているという状況です。
そんな私がパニック障害の方にとてもおすすめの本をご紹介します。
不安神経症・パニック障害が昨日より少し良くなる本
不安神経症・パニック障害が昨日より少し良くなる本はポール・デイヴィッドさんという方が書かれた本です。
この本はわたしは「超絶」おすすめします!
何より説得力があるのは、著者の方自信が不安障害を抱えていたということです。
その方が良くなるために実践した、不安やパニックに対する「考え方」の本です。
私はこの本はパニック障害の方ではなくても、全ての方が読んでも良いのではないかと思っています。
ものすごーくためになる本です。
この本に書いてあることを端的に言ってしまうと「不安を拒否しないで、心の中に不安のスペースを作ってあげる」ということです。
平気なふりをしない、気付かないふりをしない、拒否をしない。
そうすると不安が暴れなくなってくる。
森田療法というものがあって、それに近い。
森田療法は、たとえ不安でいようがそれを「あるがまま」の状態にしておくという考え方です。
わたしは何度も森田療法の本を読んで実践してはいたのですが、なかなかうまくいきませんでした。
同様の考え方の「不安神経症・パニック障害が昨日より少し良くなる本」の方がずっと効果があると感じました。
もし読んだことがないなら、ぜひ手にとってみてください。
とても大事で基本的なことが書いてあります。
最初にパニック障害になったときには、自分の心のクセみたいなものってわからないものです。
パニックや不安障害になって初めてこうして学んだりします。
歴代1位のおすすめ本です。
今日から使える認知行動療法
認知行動療法の基本的な本です。
このような本を読んだことがないならすごーくためになると思います。
友人や上司・同僚との人間関係の悩みにも使えます。
自分がどうしてこんなに悩むのか?
どうして考え方でこんなに苦しいのか?
そういったことを論理的に分析できます。
そして、「今自分はこんな考え方をしている」ということに気づくことができます。
基本の本ですが、これで十分な内容の本ですよ。
森田療法
もし森田療法にご興味があるならぜひ。
不安でもドキドキしても「あるがまま」を実践する療法です。
まとめ
少しでしたがおすすめの本をご紹介しました。
特に最初にご紹介した「不安神経症・パニック障害が昨日より少し良くなる本」は本当に良い本で大事なことが書いてあります。
パニック障害になりたてだと、この本のことを実践することは難しいかもしれません。
だからまずは、お医者さんと相談して薬などでまずは落ち着くことを優先してください。
不安とはもともと私たちを守るためのもの。
襲おうとか傷つけようとか決してしないものだと思います。
だから敵視しないで、受け入けいれて心に不安のいれるスペースを作ってあげる。
そうすると不安は「わたしに気づいて!!」と暴れなくなってくる。
そんな感じです。
わたしも常に実践していることなので、一緒にぼちぼちやりましょう(^o^)